心と体のケア
かねてより、心と体は車の両輪様な物で両方のバランスを整える事で初めてその人らしさを取り戻せると考えていました。
以前も鍼灸で体のケアをしていく中で、この症状は精神的な事から出ているなと思う事が良くありました。
そんな時は、治療とは別にお話を伺ったりもしていました。
そこで人が様々な思いや感情を知らず知らずのうちに抑圧していて、それが蓄積して抑え切れなくなると様々な体の反応として現れるのだと知りました。
私自身も以前、治療室が忙しくなるにつれて何とも言えないプレッシャーを感じ、いつの間にか心身共に疲れ果て一時休業を余儀なくされました。
それをきっかけに心理セラピストの溝口あゆかさんの主催するインテグレイテット心理学やOADセミナーで心の仕組みやセラピーを本格的に学び始めました。
そこで心と体の両方からのアプローチの大切さを実感し、鍼灸治療と並行して心のケアを始める事になりました。
心のケアの方はSASHIDA EMIKOカウンセリング・セラピーサロンサロンとしてスタートしています。
ご興味のある方は、リンクよりHPをご覧ください。
現在、心と体の双方からのアプローチが相乗効果の様に働いて、体のケアだけの時よりも格段にバランスを取り戻し易くなっています。
例えば慢性の疾患や、不妊治療などでは、心のケアを加える事によって症状その物も改善して行きますが、それ以上にご本人の苦しさが軽減され楽になったり、
また緊張が強くて体のコリや張り、痛みで来られていた方々も緊張そのものにセラピーを進める内に体のこわばり感が改善して行っています。
また、鍼灸治療をして体の緊張をある程度緩めてからセラピーを行う事によりより深層心理にアプローチし易くなる事もあります。
もし、色々と治療したけれど中々良くならない症状やその症状がある事での不安や苦しみが常にあるのでしたら心へのアプローチも考えてみませんか。
気付いていない思いや感情が抑えきれなくたって体に症状として現れているかもしれません。