ぼーっと時間のおすすめ
こんにちは。
今日も心と体の事の事についてお話したいと思います。
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私は、子供の頃よくぼーっとしていて親や学校の先生からよく注意されていました。
ぼーっとしながら、壁の模様のを数えたり、雲の形の変化を見続けたり、
昨日読んだ童話の続きを想像したりしていました。
だからよく上の空になり、親や先生の言う事を聞き逃したり、忘れ物をしたりします。
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さらに興味のある事が目の前にあると、「あれは何だろう~?」とそちらに興味が行き、
列から離れたり、親と違う方向に向かってしまう事もしばしばありました。
親からは「キョロキョロして落ち着きがない!」とよく怒られていました。
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大人になるにつれて、ぼーっとする事は減ってきて、
気が付けば次の段取りを考えたり、
忘れ物や、やるべき事の見落としが無いかいつも考える様になりました。
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道できれいな花や珍しい植物に出くわしても、一瞥するだけで
そばに行って触ったり臭いをかいだりする事もなくなりました。
だから注意されたり、怒られたりする事もなくなりましたが、
時間の感覚が子供の頃とは違っている様に感じます。
具体的に言うと、昔はゆっくりと時間が流れていましたが、
今は時間までにやる事をこなしている感じです。
瞑想やマインドフルネスなどをしても、
あの時のぼーっとした感じとは何となく違っていました。
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それが最近になってあのぼーっとした感覚が戻ってきたのです。
ここ最近、仕事や生活のペースをスローにしていき、
休みに予定のない日が増えてきたからでしょうか。
生産性のない子供の頃の様な時間が
あの感覚を取り戻してくれた様な気がします。
さらに時間に追われていないから、道端で面白そうな植物や建物を見つけると近づいたり、
その周りをグルグル歩きまわったりしたりしています。
きっと50歳半ばの怪しいおばさんですが、その辺もあまり気にならなくなりました。
ぼーっとしたり、キョロキョロしてみてわかった事は、
これは脳神経や自律神経のバランスにとても良いと言う事です。
ぼーっとする事で頭の中は、かなり整理されたり、休まったりします。
思考や感情からくる緊張やストレスから一時的に脳を休ませてくれるのです。
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またキョロキョロと興味の赴くままに行動する事も、
脳のにポジティブな神経回路を広げてくれます。
これは、日常の段取りの思考の中ではなかなか出来ない事です。
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人は1日に6万回の思考を行っているそうです。
そしてそのほとんどが、自分を安全に守るための防衛的な不安感の様です。
まさに、仕事や生活を滞りなく送るための段取りや注意です。
また社会的に生存するための人間関係の立ち回り方などです。
その防衛的な思考の中から少し抜け出し、脳をリセットする時間が、
ぼーっとしたりキョロキョロする時間なのです。
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これを取り入れる事で私自身、自律神経の調整が以前よりもスムーズになって、
不調が減ってきた様に感じています。
いい意味であきらめの様な感じがあって、焦りや不安もだいぶ無くなりました。
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この話を治療やカウンセリングにいらした方にすると、
ぼーっとするのって中々難しいと言われます。
確かに、思考満載モードから直ぐにぼーっとモードへの切り替えは難しいと思います。
そこで次回は、ぼーっと時間を生活に取り入れる方法についてお話したいと思います。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。
宜しければ、次回もご覧ください。