HSPと体のアップダウン
私は、もともと気分のアップダウンが強い方だと思っていますが、
特に春や秋のような季節の変わり目にはそれが顕著に出る感じがします。
私の場合は大体4段階ぐらいに分れます。
- 前向きに動けて、仕事と家事の他にもブログをかいたり、後回しにしていた事に取り掛かれる日
- 仕事と家事が普通にできる日
- 仕事はできるけど家事(特に料理)をするのが辛い日
- 更に、仕事はできるけど終わった後にしばらく放心状態になる日
- 辛くても仕事が出来るのは、一旦仕事モードにスイッチが入ると辛さや怠さは感じなくなるからです。
多分、不調な時は交感神経(緊張モード)をかなり優位にして働いているのでしょう。
その証拠に調子の良い時は、仕事をした後に体に充実した感じが残るけれど、
不調の時は終わると放心状態になってしまうからです。
こんな感じで動ける日と、動けない日でかなり差があります。
50代も半ばになれば、ホルモンなどの体の変化や老化(残念ですが…)で
誰でも不調の日はあるとは思いますが私の場合は、気持ちにもかなりムラがあります。
気力がなくるだけでなく、ネガティブ満載の思考回路になります。
まさに前向き脳内物質であるドーパミンやセロトニンが分泌されていない感じです。
何を見てもため息が出て、FBなどの投稿をみたり、アップテンポの音楽が聴けなくなります。
体感としては、強いエネルギーに圧倒されてしまう感じです!
これは多分、神経的に疲れてしまって脳がもうこれ以上の刺激は無理なのでしばらく休ませて欲しい~とのシグナルを出している気がします。
私はHSPという体質で、刺激を敏感に感じ取るタイプの人間です。
このHSPは、最近本やマスコミでも話題になっていますが、性別、人種に関係なく人口の約20%程の人がこの体質だと言われています。
詳しくは…HSPについて
これは、生まれ持った性質で、背が高いとか、足が速いなどと同じ事です。
音や光などの感覚的なものから、目に見えない人の感情まで、また自分の体で起きている痛みや空腹感などあらゆる刺激を受ける際にそれを脳が普通の人よりも遥かに細かく処理するのです。
さらに物事を深く考える習性もあるので、普通の人が気に留めない様な事でも気になったり、考え込んだりします。
だから何気ない日常でもかなり脳を消耗していると言えます。
例えるならば、普通の人がテレビで世界を見ているとしたら、HSPの人はハイスペックな画像のサラウンドモニターと音響の良いスピーカーの中で日常を生きているのです。
だから人の気持や物事の小さなディテールまでよく気が付いてしまうのです。
ただ、人口の20%のHSPの中でも繊細さが日常の生活に支障をきたす程の人もいれば、そこそこ敏感ではあるが、その体質や環境などによりあまり繊細さを意識せずに暮らしている人もいます。
それでもHSPの持つ繊細さは、ほとんどのHSPには感覚的に理解が出来ると思います。
さて、このHSPが私にどの様に作用してるのでしょうか。
これに関しては長くなるので、次回にします。